2024/10/13
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LGBTQ+の理解を深める:悩みの例と解決策を探る |
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LGBTQ+コミュニティに対する理解とサポートは、現代社会においてますます重要になっています。 この記事では、日本LGBTサポート協会の活動や、性別逆転夫婦の実体験を通じて、LGBTQ+の問題とその解決策について深く掘り下げます。 私たちがどのようにしてLGBTQ+の方々を支援し、共に歩んでいけるのかを考えるきっかけになれば幸いです。 埼玉県さいたま市浦和のLGBTQ+結婚相談所KMAの認定婚活カウンセラー清水小百里です。 Ally(アライ)※を一人でも多く増やし、正しい認識を持つ人を社会に広める活動をする、ダイバーシティ研修認定講師です。※セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ+)の方々の味方、支援する人 急に秋空になって過ごしやすくなりましたね。 一方で、前日との気温差や、朝晩と日中との気温差も激しいので、体調を崩す方も多いようです。 そういう時は、湯船につかって、2回ほど深呼吸をすると自律神経のバランスが整って、精神的にも落ち着き、良い睡眠が取れるそうです。 少しでも体力を回復して、元気に過ごせるようにしましょうね! 結婚相談所KMAのLGBTQ+専用のホームページを作ったのは最近なので、お伝えしていないことがたくさんあります。 半年くらい前からさかのぼって、活動報告などができたらと思います。今回は、その第一弾です。
株式会社KMAが協会員として加盟している、日本LGBTサポート協会では、毎月定例会を開催しています。 毎回、ゲスト講師をお呼びして、実体験などをお話ししていただき、私たち仲人の知識を広げてくれています。
今回のゲストは、『性別逆転夫婦 みゆ&あゆむさん夫婦』がお二人揃ってお話ししてくださいました。 みゆさんは、戸籍上は男性として生まれてきたけど、性自認が女性の『トランスジェンダー女性(MtF)』です。 あゆむさんは、戸籍上は女性として生まれてきたけど、性自認が男性の『トランスジェンダー男性(FtM)』です。
お二人はそれぞれ「性別適合手術」をして、戸籍も変更しています。 昨年10月、戸籍上の性別を変えるのに生殖能力をなくす手術が必要だと定めた「性同一性障害特例法」が、「違憲」とされました。 その件でYahoo!ニュースに取材をされてご夫婦でもあります。
2017年1月、LGBTQ関係のイベントでご一緒して、あゆむさんが、みゆさんに声を掛けたそうです。 確かにみゆさん可愛い!2020年4月に結婚されて、猫ちゃんと一緒に幸せに暮らしています。しかし、ここに来るまでには、かなり精神的につらかった時期があったそうです。
あゆむさんは、ずっと自分は男の子だと思っていて、お風呂場で「立ちション」の練習をしていたそうです。 小学5年生で月経が始まり、女の子だという現実を突きつけられ、自律神経失調症になってしまい精神安定剤が欠かせなくなったそうです。 専門学校で同じ境遇の友達から、選択肢がある事を聞き、19歳の時にご両親にカミングアウトをしました。 2カ月かけてお母様を説得して同意書にサインをもらえたそうです。
みゆさんは、小さい頃から女の子と遊ぶのが好きで、小学校に入学する時、ランドセルが黒だった事がショックだったそうです。 中学生の時にMtFのタレントさんを見て、自分も同じだと思ったそうです。高2の夏休みに、泣きながらお母様にカミングアウトをしたそうです。 その時お母様は「なんとなく気がついていた」と言ってくれたのですが、翌日、衝動的に自傷行為をしてしまったそうです。 大事には至らなかったそうですが、みゆさんは「私のせいだ」とかなり落ち込んだそうです。その後、お母様はLGBTの事や手術の事などを勉強されて徐々に理解をしてくれたそうです。
お二人とも、20歳の時に性別適合手術を受け、戸籍を変更することができました。『やっと自分の本来の姿に戻れた』と本当に嬉しかったそうです。
2022年5月からYouTubeで「みゆ&あゆむ 性別逆転夫婦の日常」で配信しています。フォロワーは約3万人。私もフォロワーです。 また、いろいろなLGBTの方々とコラボしています。生い立ちや、手術、生活のことなど赤裸々にお話しされています。ぜひ、ご覧になってみてください。
夫婦での講演活動も増え、現在は「LGBTQ+講師・活動家」に専念しているそうです。 小学校から大学までの児童や学生、保護者に向けてのセミナーが多く、自治体や寺社が開催する人権セミナーなどでも講師をしています。
みゆさん&あゆむさんのお話しや記事を拝聴、拝見して、私が語るのはお門違いなのですが、心から信頼できるパートナーと出逢えて本当に良かった!心穏やかな生活を送ることができて本当に良かったと思います。
自認してから性別(戸籍)を「戻す」までの長い時間は、とてもつらい日々だったと思います。 みゆさんもあゆむさんも『命のギリギリまで悩んだし、性別適合手術は、自分の命を守るための唯一の方法だった』とのことでした。 ご両親もカミングアウトされた時はかなり動揺されたと思いますが、最終的に同意してくれたことに感謝です。
親に猛反対されたり、心無い言葉を言われたりして、自ら命を絶ってしまう方が多いのが実情です。 現に私がサポートしているFtMの会員様たちも「何度か考えたことがある」と打ち明けてくれています。やはり、中学、高校の学生時代が本当につらかったそうです。 大学生、社会人になって、いろいろな情報収集や準備ができて本当の自分に戻れたから、将来の事が考えられるようになり「結婚したい!」と入会して活動されています。
「周りから変な目で見られたらどうしよう」「親が傷付くから言えない」と、ずっと言えないでいる方もたくさんいらっしゃいます。 私たちは、性自認や性的指向で悩んでいる方々が、ありのままの自分で、自分らしく生きていける社会になれるように、微力ながら活動を続けていきたいと思っています。
埼玉県さいたま市のLGBTQ+結婚相談所KMA・株式会社KMA 認定婚活カウンセラー 清水小百里
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