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2026/8/11
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恋愛感情がない私でも結婚できる?アロマンティック・アセクシャル女性が見つけた「私らしい結婚」のかたち |
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「恋愛感情を持てない私は、結婚できないのでしょうか?」 「恋愛をしないのに、結婚相談所に登録してもいいのでしょうか?」 「相手から恋愛感情を求められたら、どうすればいいのでしょう?」 周りの人は自然に誰かを好きになっているのに、自分にはその感覚がない。 「好き」という気持ちが、よく分からない。 恋愛感情がない自分は、結婚に向いていないのでは——。 そんなふうに考えてしまう方もいらっしゃいます。 でもね。 私は、恋愛感情がないからといって、「結婚できない」とは思っていません。 もちろん、結婚しなければいけないわけでもありません。 一人で生きるのもいい。 パートナーと暮らすのもいい。 結婚という制度を選ぶのもいい。 大切なのは、周りが思う「普通」に自分を合わせることではなく、 「私は、どんな人と、どんなふうに人生を歩んでいきたいのか」 を考えることだと思うのです。 今回ご紹介するのは、 アロマンティック・アセクシャルの30代女性が、シスジェンダー男性と成婚したストーリー。 「恋愛感情がない私が、異性と結婚する」 一見すると不思議に見えるかもしれませんが、 お二人にとっては、とても自然な選択でした。 ![]()
恋愛感情の持ち方は、人によって大きく異なります。
など、人によって感じ方はさまざまです。
恋愛的に惹かれることと、性的に惹かれることは必ずしも同じではありません。 そのため、
と感じても、それだけで「自分はおかしい」と思う必要はありません。
そう思ったとき、言葉を知ることは自己理解の大きな助けになります。 アセクシャルとアロマンティックの違いについて詳しく知りたい方は、 をご覧ください。
アロマンティックとは、一般的に恋愛的に惹かれることがない、または少ない人を表す言葉です。
アロマンティックの感じ方は人それぞれです。
ですから、「アロマンティックだからこういう人」と一括りにすることはできません。 あくまでも、自分の感覚を表現するための一つの言葉です。
アセクシャルとは、性的に惹かれることがない、または少ない人表す言葉です。
アセクシャル=恋愛できない、ではありません。
など、組み合わせは人によって異なります。 そしてもちろん、 恋愛感情がない=人を大切にできない、でもありません。 誰かを大切に思う気持ちは、恋愛感情だけから生まれるものではないからです。
今回の記事のタイトルにもした疑問です。 「恋愛感情がない私でも、結婚できる?」 カウンセラーの私は、 「できますよ」と簡単に答えることも、 「難しいですよ」と決めつけることもしたくありません。
恋愛感情がなくても、次のような関係から結婚は始まります。
結婚は必ずしも「大恋愛のゴール」である必要はありません。 結婚したいと思う理由も、結婚に求めるものも、人によって違うからです。 KMAが提供しているLGBTQ+向け婚活支援サービスの内容は、 で詳しく紹介しています。
恋愛感情がない人が婚活するとき、何を大切にしたらいいのでしょう。 私は、「好きになれるか」だけを基準にしないことがが大切だと思っています。
そんなことも、ぜひ見てほしいのです。 恋愛感情がないからこそ、 「この人となら、どんな関係を築けそうか」 を丁寧に見ていく。 それも立派な婚活だと思います。
ここから今回ご紹介する女性の成婚ストーリーが始まります。 彼女は婚活を始めるまでに、いくつかの葛藤を抱えていました。
恋愛感情やスキンシップ、性的な関係への感覚が一般的な恋愛と違うため、
と感じていたそうです。 でも、私は、 「だから結婚できない」 とは思いませんでした。 彼女には、 「まずは、あなたが無理をせずにいられる相手を探してみましょう」 とお伝えしました。
彼女は、男女の結婚相談所での婚活だけではなく、LGBTQ+の婚活支援にも登録して活動することを選びました。
自分のセクシュアリティを理解しているからこそ、 「最初からそのことを理解してくれる人と出会いたい」 という思いがありました。
婚活では、
という不安から、自分の大切な価値観を隠してしまうことがあります。 しかし、結婚後に初めて伝えると、お互いが苦しくなることもあります。 だからこそ、彼女は自分の価値観を大切にしながら婚活を進めました。
「理解してくれる人と出会いたい」 これは高望みではなく、自分らしく生きるために必要な条件です。
活動を始めると、男性からお見合いのお申し込みが入りました。 彼女は実際に会ってみることを選びました。
彼女が重視したのは、 「この人を恋愛対象として好きになれるか?」 ではありません。 むしろ、
といった視点で、一人ひとりと向き合っていきました。 結婚相手を探すときに、最初から「運命的な恋」を期待しなくてもいい。 「この人となら、穏やかに人生を歩いていけそう」 そんなところから始まる関係があってもいいのです。
彼女には、もう一つ大切な価値観がありました。 それは 「子どもを望まない」ということ。 ところが、ある男性のプロフィールには「子どもを希望する」と書かれていました。
彼女は迷いました。 「とても良い方だと思うのですが、子どもを希望されていることが気になります」
なぜなら、プロフィールに書かれた希望が、
は、実際に話してみなければ分からないからです。
無理に考えを変える必要はありません。 大切なのは、本人同士がきちんと確認すること。 そこで私は、 「子どものことについて、率直に聞いてみてもいいと思いますよ」 とお伝えしました。
彼女は、自分の考えを男性に率直に伝えました。 「これでお断りされても仕方がない」 そう思っていたところ、男性から返ってきた言葉は—— 「次回はどこに行きたいですか?」
この出来事は、彼女にとって大きな意味を持ちました。
恋愛感情がない人にとって、 「自分を隠さなくていい」 という実感は、婚活を続けるうえで非常に大きな安心になります。
デートを重ねる中で、お二人は仕事・日常生活・家族・将来のことなど、少しずつ話す内容を深めていきました。
子どもについても改めて話し合い、彼女の気持ちに変化が生まれました。 「彼の話を聞いて、自分の気持ちが少し変わってきた気がします」 という連絡がありました。 ここは、今回のご成婚を考えるうえで、とても大切なところです。
「この人との人生なら、今まで考えていなかったことも、一緒に考えてみてもいいかもしれない」 という気持ちが自然に生まれたのです。 だから、私はすぐに答えを出すことは勧めませんでした。 「もう少し彼を知ってみましょう」 「彼と一緒にいる時の自分が、どんな気持ちなのかを感じてみましょう」 そう伝えました。
その後も、デートのたびに彼女と電話で話し、気持ちを整理していきました。
デートの回数が重なり、関係が深まるにつれ、話す内容はより現実的になります。
恋愛感情があるかどうかだけでなく、 日常のすり合わせが結婚生活の土台になります。
私は彼女に代わって答えを決めることはしません。
と、一緒に整理していきます。 迷ったときには、何度でも作戦会議。 それが私たちの仲人型サポートです。
デートを重ねる中で、お二人の信頼関係は少しずつ深まっていきました。 そして6回目のデート。 男性から 真剣交際のお申し込みがありました。
彼女は次のように話してくれました。
恋愛感情がない人にとって、 「信頼できるかどうか」は非常に重要な判断基準です。
真剣交際に進んでからは、より現実的な話題を丁寧に確認していきました。
一つひとつ確認しながら、お二人なりの「結婚」を作っていきました。
ある日のこと。 8回目のデート後、彼女から連絡が入りました。 「成婚退会しようとなりました」 私は思わず、 「えっ!プロポーズは?」 と聞いてしまいました。
すると彼女はこう答えました。
なんとも、お二人らしい回答でした。 恋愛感情がない人の結婚は、 「一般的な形に合わせる必要がない」 という自由さがあります。
大切なのは、 二人が納得しているかどうか それだけです。
![]() 成婚退会のお手続きには、お二人そろって来社してくださいました。 初めてお会いしたお相手男性は、とても親しみやすい方でした。
何より印象的だったのは、彼女の表情です。
恋愛感情がない人にとって、 「自然体でいられる相手」は何より大切です。
お相手男性も、彼女の価値観を「特殊なもの」として扱うのではなく、 「二人にとってどうすれば心地よく暮らせるか」 という視点で考えてくれる方でした。 さらに、ご自身の弱い部分—— 家族との関係なども、彼女に話していました。 お互いに完璧な自分を見せるのではなく、
と弱さを共有できる関係。 私は、これこそが 「信頼」だと思います。
今回のご成婚を通して、私が改めて感じたことがあります。 アロマンティック・アセクシャルだから結婚できない、ということではありません。 もちろん、結婚しなければならないわけでもありません。
大切なのは、 「自分はどう生きたいのか」 ということです。
今回の彼女にとっては、それが「結婚」という形でした。 お相手はシスジェンダー男性。 セクシュアリティも、これまでの人生経験も、お二人は違います。 だからこそ必要だったのは、 「同じになること」ではなく、違いを理解したうえで話し合うこと。
世の中には、いわゆる「普通の結婚」のイメージがあります。
しかし、それは 一つの形に過ぎません。
恋愛感情の有無も。 性的な関係のあり方も。 生活する距離感も。 子どもを持つかどうかも。 結婚式をするかどうかも。 すべて、二人で決めていいのです。
「私には普通の結婚は無理かもしれない。」 そう感じることがあっても、 それが「結婚という選択肢を諦める理由」になるとは限りません。 まずは、
という視点から、自分の望む形を考えてみてください。 あなたが「変わらなければ誰かに愛されない」のではありません。 あなたの価値観を理解したうえで、 「それなら、二人にとって心地よい形を一緒に探そう」 と言ってくれる人がいるかもしれません。 今回のお二人のように、 お互いの違いを大切にしながら、 信頼という絆で結ばれる夫婦もいます。 ご成婚、本当におめでとうございます。
Q1. 恋愛感情がないのはおかしいことですか?いいえ、そのような方は一定数いらっしゃいます。 恋愛感情の感じ方は人それぞれで、アロマンティックやアセクシャルというセクシュアリティに当てはまる人もいます。 Q2. 恋愛感情がない人でも結婚できますか?恋愛感情が薄い・ない方でも、結婚しているケースはあります。 結婚生活では、恋愛感情だけでなく、安心感・価値観の共有・信頼関係など、さまざまな要素が関係性を支えています。 で解説しています。 Q3. アロマンティック・アセクシャルの人はどんな婚活が向いていますか?「好きになれるか」よりも「安心できるか」「価値観を尊重し合えるか」を重視する婚活が合うと感じる方が多いです。 仲人型の婚活は、気持ちの整理や価値観の確認がしやすく、相談しながら進めたい方に向いています。 KMAの仲人型サポートの詳細は、 で解説しています。 Q4. 恋愛感情がないことを相手に伝えても大丈夫ですか?実際に、早い段階で伝えて関係を築いている方もいます。 結婚後のすれ違いを防ぐためにも、タイミングを見ながら丁寧に伝えることが大切です。 Q5. アロマンティック・アセクシャルでも異性と結婚する人はいますか?はい、恋愛感情や性的感情の有無と、結婚相手の性別が一致しないケースは実際にあります。 価値観の相性や生活の安心感を重視して結婚する方もいます。 Q6. 子どもを望まない価値観でも婚活できますか?子どもを望まない価値観を持つ方も婚活をしています。 その価値観を理解し、話し合える相手と出会うことが重要です。 Q6. 恋愛感情がないことを理由に婚活で不利になりますか?「恋愛感情が強い人が良い」という方もいれば、 「落ち着いた関係を望む」という方もいます。 価値観が合う相手と出会えれば、関係が築きやすいケースもあります。
アロマンティック・アセクシャルの方、 恋愛感情がないことに悩んでいる方、 「自分らしい結婚」を探したい方——。 KMAでは、あなたの価値観を尊重しながら、 無理のない婚活を一緒に考えていきます。
埼玉の結婚相談所・浦和サロンで、対面での無料相談を受け付けています。
「いきなり来店は緊張する…」という方へ。 まずはLINEで気軽にご相談いただけます。 ▼ スマホの方 ▼ PCの方(QRコード) ![]()
![]() 埼玉県さいたま市のLGBTQ+結婚相談所KMA 認定婚活カウンセラー 清水小百里
恋愛感情が薄い方や、アロマンティック/アセクシャルの方が 「自分らしい距離感で安心できる関係を築きたい」と願うことは、とても自然なことです。 私はこれまで、 ゲイ・レズビアン・トランスジェンダーの方、 そして恋愛感情が薄い方やアロマンティック/アセクシャルの方など、 多様なセクシュアリティの方々の婚活を支援してきました。 日本LGBTサポート協会の協会員として、 毎月の定例会に参加し、 現場で起きているリアルな課題や成功事例を学び続けています。 定例会では、
こうした学びをKMAの婚活支援にも活かし、 「セクシュアリティを特別扱いしない」 「距離感を尊重する」 「安心できる関係を一緒に探す」 という姿勢を大切にしています。 恋愛感情が薄い方の婚活では、 「好きになれるか」よりも 安心できる距離感・価値観のすり合わせ・穏やかな信頼 が何より大切です。 あなたの価値観を否定せず、 「二人にとって心地よい形を一緒に探す」 そんな婚活を、これからも丁寧に支えていきます。
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「恋愛感情が薄い方の婚活は、安心できる距離感が何より大切です」 |
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