2026/8/27

同性婚訴訟と婚姻の自由|弁護士S先生が語る“すべての人が尊重される社会”【LGBTQ+家族・結婚のリアル|KMA】

同性婚をめぐる裁判は、いま日本の家族観を大きく揺さぶっています。  
「特別扱いを求めているわけではない。ただ、異性カップルと同じように尊重されたい」  
この言葉は、今回日本LGBTサポート協会の定例会議に登壇した弁護士S先生
から語られたものです。
 
同性婚が認められないことで生じる精神的・法律的な不利益は、婚活の現場でも確実に影響しています。  
第2回となる今回は、同性婚訴訟の最前線に立つ弁護士の視点から、「婚姻の自由」とは何かを深く掘り下げます。
 
弁護士バッジを付けた女性弁護士が机に座り、金色の天秤を前に手を重ねている構図。同性婚訴訟と婚姻の自由を象徴するイメージ。
 

ジェンダーの枠を超えて生きるということ

 
S先生は自身のジェンダー経験から、  
「男性・女性というくくりでなくていいんだと楽になった」  
と語ります。
 
性自認は固定されたものではなく、揺れ動くこともある。  
これは婚活の現場でも重要な視点です。
  • “男性らしさ”“女性らしさ”を押しつけられる苦しさ
  • 性自認が揺れることは珍しくない
  • 自分の感覚に合った関係性を選ぶ自由がある
KMAが大切にしている「その人らしい婚活」の根底には、この考え方があります。
 

同性婚が認められないことで生じる“精神的不利益”

 
同性婚が法的に認められないことで、当事者はさまざまな不利益を受けています。
 

精神的な不利益

 
「普通じゃない」と言われることによる傷つき。  
社会的承認が得られないことによる孤立感。
 

法律上の不利益

 
  • 医療同意ができない
  • 相続権がない
  • 税制上の不利益
  • 住居や保険の契約で不利になるケース
婚活の現場でも、  
「結婚できないなら、そもそも婚活をしていいのか」  
と悩む方が少なくありません。
 

憲法が保障する“婚姻の自由”とは何か

 
同性婚訴訟の争点は、主に以下の憲法条文です。
 

憲法14条:法の下の平等

 
性的指向によって婚姻の権利が制限されるのは平等に反するのではないか。
 

憲法24条:個人の尊重・婚姻の自由

 
婚姻は「両性の合意」に基づくと書かれているが、  
これは“異性同士に限る”という意味なのか。
 
S先生は、  
「裁判官の判断は地域制ではなく、個々の裁判官の価値観が反映される」と語ります。  
大阪地裁が合憲判断を出したことに、弁護士側も驚いたと言います。
 

2027年に同性婚は認められるのか?

 
参加仲人からの質問  
「2027年には同性婚が認められる?」  
に対し、
S先生はこう答えました。
 
「なんとも言えないが、もっと早く実現してほしいと思っている」
 
訴訟は全国で進行しており、違憲判断を出した裁判所も複数あります。  
社会の理解は確実に進んでおり、パートナーシップ制度は全国で390以上に拡大。  
法改正の機運は高まり続けています。
 

私たちができる“応援の方法”

 
同性婚訴訟は、当事者だけの問題ではありません。  
「婚姻を選ぶ自由」は、すべての人に関わるテーマです。
 
S先生は、こう呼びかけます。
  • 裁判傍聴に行く
  • SNSで訴訟の情報を発信する
  • ニュースを見て関心を寄せる
  • 周囲の人に話題として共有する  
「あなたのできる方法で応援してほしい」  
その言葉は、婚活支援に携わる私たちにも向けられています。
 

KMAがめざす“すべての人が尊重される婚活支援”

 
KMAは、同性婚訴訟を支持します。  
そして、すべての人が尊重される婚活の実現をめざしています。
  • 性的指向や性自認による差別を持ち込まない
  • 当事者の声を丁寧に聞く
  • “その人らしい結婚”を一緒に探す
  • 法的な不利益を理解したうえで婚活設計を行う
婚姻の自由は、誰か一部の人の問題ではなく、社会全体の問題です。  
KMAはこれからも、LGBTQ+の方々とともに歩み続けます。
 

【まとめ】

 
同性婚訴訟は、当事者だけの問題ではなく、  
「誰もが自分らしい人生を選べる社会」を実現するための大きな問いかけです。
 
婚姻の自由が保障されることは、  
制度の話にとどまらず、  
当事者が安心して未来を描ける“心の土台”にもつながります。
 
法制度の変化は確実に進んでいます。  
しかし、その変化を日常の安心につなげる役割は、  
私たち婚活支援者にもあります。
 
KMAはこれからも、  
制度の動きと当事者の声を丁寧に受け止めながら、  
「その人らしい結婚」を選びやすい環境づくりを続けていきます。
 

次回予告|LGBTQ+家族・結婚のリアル(シリーズ第3回)

 
夕暮れの光が差し込む窓辺で外を見つめる女性のシルエット。カミングアウトの葛藤や家族との再生を象徴する静かな情景。
 
小学1年で自覚したセクシュアリティ、  
母に伝えられなかった後悔、  
父との再生──  
当事者が歩んできた“言えなかった時間”と“つながれた瞬間”を、  
映像制作を通して見つめ続けてきた松岡監督が語ります。
 
仲人として、  
「初めて誰かに話す」という一歩を支えるために必要な視点、  
そして当事者の心に寄り添う支援の原点を深く考える内容です。
 
シリーズの流れが大きく動く重要回。  
ぜひ続けてご覧ください。
 

よくある質問(FAQ)

 
婚活や制度のことは、人によって気になるポイントが違います。
ここでは、よくいただく質問をまとめました。まずは気になるところからご覧ください。
 

同性でも結婚相談所を利用できますか?

はい。KMAは性的指向・性自認を問わず利用できます。
 

法的に結婚できなくても婚活は可能ですか?

可能です。友情婚・パートナーシップ制度・将来の法改正を見据えた婚活設計ができます。
 

家族へのカミングアウトが不安です 

仲人カウンセラーが伴走し、適切なタイミングや伝え方を一緒に考えます。  
 

相談はオンラインでもできますか? 

対面・Zoom・LINEの3つから選べます。  
 

無料相談(対面・Zoom・LINE)へのご案内

 
婚姻の自由をめぐる状況は変化し続けています。  
「自分の場合はどうなるのか?」  
「どんな婚活ができるのか?」  
と悩む方は、まず無料相談をご利用ください。
 

対面相談(北浦和オフィス)

 落ち着いた個室で、安心してご相談いただけます。
 

Zoom相談

 全国どこからでも参加可能。顔出し・声出しは任意です。
 
LGBTQ+結婚相談所KMA北浦和オフィス相談室の内覧
 

LINE相談

気軽に相談したい方におすすめ。  
チャット形式で、話しにくい内容も安心してご相談いただけます。
 
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LGBTQ+結婚相談所KMAのLINE公式アカウントQRコード
 

まとめ

 
同性婚訴訟は、家族のあり方を問い直す大きな社会的テーマです。  
「特別扱いではなく、ただ尊重されたい」  
その願いは、婚活をするすべての人に共通するものではないでしょうか。
 

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このコラムを書いた人

 
埼玉県さいたま市のLGBTQ+結婚相談所KMA  
株式会社KMA 認定婚活カウンセラー  
 
清水 小百里
LGBTQ+結婚相談所KMAの認定婚活カウンセラー清水小百里のプロフィール写真
 

メッセージ

 
同性婚訴訟が問いかけているのは、  
「誰がどのように生きるか」を社会がどう受け止めるのかという、  
私たち全員に関わるテーマだと感じています。
 
法制度が整うことはゴールではなく、  
当事者が安心して将来を描ける“土台”をつくることにほかなりません。  
婚姻の自由が議論される今だからこそ、  
その土台を支える取り組みが求められています。
 
日本LGBTサポート協会の協会員として、  
株式会社KMAは、制度の変化を正しく理解しながら、  
当事者の声を社会につなぐ役割を担っていきたいと考えています。  
婚活支援を通じて、法制度だけでは届かない“日常の安心”を届けること。  
それが、私たちが果たすべき使命だと思っています。
 
これからも、制度の動きと当事者のリアルを丁寧に伝えながら、  
未来を選びやすい環境づくりに取り組んでいきます。
 

資格

 
内閣総理大臣認証NPO法人
コミュニケーション能力開発機構 認定
  • 心理カウンセリング1級・コーチング1級
一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
  • 仲人婚活エキスパート資格
一般社団法人 日本LGBTサポート協会
  • ダイバーシティ研修認定講師資格
特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
  • 結婚相談所マル適マークCMS取得  
  • JLCA認定婚活カウンセラー 
埼玉中小企業家同友会 
  • 経営指針づくりセミナー修了  
 

所属連盟・協会

  • IBJ 
  • BIU  
  • 日本仲人連盟(NNR)
  • 日本仲人婚活支援協会  
  • 結婚相談業サポート協会(MCSA) 
  • 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA) 
  • SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会  
  • 日本LGBTサポート協会
  • 埼玉中小企業家同友会

出版・著書

【アマゾンで発売中】  
『結婚したければ選ばれる男になりなさい』  
 
著者:清水 小百里
 
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