2025/8/17

アセクシャルとは?定義・意味・アロマンティックとの違いを解説【LGBTQ+】

「アセクシャルとは?」と気になって調べている方へ。恋愛や結婚に興味がないわけじゃないけれど、周りと少し感覚が違う…そんな思いをしたことはありませんか?

本記事ではアセクシャルやアロマンティックの意味や違いをやさしく解説し、LGBTQ+の中での位置づけ、そしてKMAの婚活サポートについてもご紹介します。
 
アセクシュアルフラッグ
 

アセクシャルとは?その定義と意味

 

「アセクシャル=性的に他者に惹かれない」セクシュアリティ

 
「アセクシャル(Asexual)」とは、他者に対して性的な魅力を感じない、あるいはその感覚がとても希薄である人を指します。

「恋愛感情を持たない」ということとはイコールではなく、あくまで「性的欲求や性的魅力を感じにくい」という側面を表しています。

例えば、友達としてはとても好きで大切な人がいても「性的に惹かれる」という感覚がない場合、その人はアセクシャルに当てはまる可能性があります。
 

恋愛感情や人間関係を否定するわけではない

 
ここで大切なのは、アセクシャルであることが「恋愛を否定している」「人と深い関係を築けない」という意味では決してないということです。
 
一部の人は恋愛を楽しみ、恋人を作り、結婚することもあります。逆に、結婚や恋愛に興味を持たず、友情や家族的なつながりを大切に生きていく人もいます。

つまりアセクシャルとは、恋愛や人間関係のあり方を「自分らしい形」で選んでいる人たちの一つの姿なのです。
 

アセクシャルとアロマンティックの関係性

 

性的指向と恋愛的指向の違い

 
よく混同されがちな言葉に「アロマンティック(Aromantic)」があります。

アセクシャルは「性的に惹かれないこと」を表すのに対して、アロマンティックは「恋愛感情を持たないこと」を意味します。
 

アセクシャルでも恋愛感情を持つ人はいる

 
この2つは似ているように思われますが、実際には別の概念です。

例えば、ある人は「性的には惹かれない(アセクシャル)」けれども、「恋愛感情はある(非アロマンティック)」場合もあります。

逆に「性的には惹かれるけれど恋愛感情を抱かない(アロマンティック)」という人もいます。
 

アロマンティックとの関係を整理

 
性的指向(セクシュアル・オリエンテーション)と恋愛的指向(ロマンティック・オリエンテーション)は独立して考えられるため、人それぞれ異なる組み合わせが存在します。

この違いを理解することで、多様な人の生き方や価値観があることに気づけるのです。
 

アロマンティックとは?定義と意味

 

「恋愛感情を持たない」セクシュアリティ

 
「アロマンティック」とは、他者に恋愛感情を抱かない人を指します。

「恋愛に興味がない」と聞くと、「冷たい」「人間関係が希薄」などと誤解されがちですが、実際には違います。
 

友情・信頼関係との違い

 
アロマンティックの人たちも、友情や信頼関係をとても大切にしています。

ただ、世の中が「恋愛ありき」「恋愛して結婚するのが当たり前」といった価値観に偏っているため、自分の感覚とのギャップに苦しむこともあります。
 

「結婚=恋愛ありき」という固定観念を見直すきっかけ

 
アロマンティックであっても結婚する人もいますし、法律婚や事実婚にこだわらず、自分らしい形で「家族」を築くケースもあります。

ここには「結婚=恋愛」という固定観念を見直す大きなヒントがあるのです。
 

LGBTQ+の中での位置づけと社会的認知度

 

「+」に含まれる多様なアイデンティティの一つ

 
LGBTQ+の「+」には、アセクシャルやアロマンティック、パンセクシャル、ノンバイナリーなど、さまざまなアイデンティティが含まれます。

その中で、アセクシャルやアロマンティックはまだ広くは知られていませんが、確かに存在している大切なセクシュアリティです。
 

日本と海外での認知度の差

 
海外では「LGBTQIA+」と表記され、「A」はアセクシャルを表す場合もあります。

一方、日本ではまだ情報が少なく、周囲からの理解不足によって「生きづらさ」を感じる人も少なくありません。
 

日本ではまだ情報が少なく、支援の場が必要

 
社会全体で「見えにくい存在」とされがちですが、多様な性のあり方を理解し、誰もが安心して自分らしく生きられる環境づくりが求められています。
 

アセクシャルのスペクトラム

 
 

グレーアセクシャル、デミセクシャルなどの存在

  
アセクシャルにも幅広いスペクトラムがあります。
  • グレーアセクシャル:ごくまれに性的に惹かれることがある人
  • デミセクシャル:強い信頼関係や絆が築かれた時にのみ惹かれる人

個人差が大きいことを理解する重要性

 
つまり「全く惹かれない人」だけでなく、状況や関係性によって変化する人もいるのです。

このグラデーションを理解することが、偏見や誤解をなくす一歩です。
 

よくある誤解と偏見

 
 

「冷たい人」「恋愛できない人」と誤解されがち

 
アセクシャルやアロマンティックは、まだまだ誤解されやすい存在です。

「冷たい人」「恋愛できない人」「一生孤独」などと見られることもありますが、これは大きな誤解です。
 

本人たちの声を紹介し、偏見をなくすことの大切さ

 
実際には、友情や家族的な絆を大切にして生きている人も多く、「孤独」とはまったく違う人生を歩んでいます。

社会全体が恋愛や結婚を「当たり前」として押しつける風潮の中で、本人たちが「自分はおかしいのではないか」と悩むことの方が多いのです。
 

恋愛・結婚との関わり方(KMAのサポート)

 

アセクシャルでも結婚やパートナーシップを選ぶ人はいる

 
アセクシャルの人でも、結婚を望む人はいます。

その理由は人それぞれで、「安心できるパートナーと生活を共にしたい」「子どもを育てたい」「人生を支え合いたい」など多様です。
 

家族のあり方は「恋愛ありき」ではなくても成立する

 
ここで重要なのは、「結婚=恋愛や性ありき」ではなくてもいい、ということです。
家族の形は一つではありません。
 
結婚相談所KMAは、2021年から一般社団法人 日本LGBTサポート協会に加盟し、『いろいろな家族のかたちを応援します』をコンセプトに、LGBTQ+婚活を積極的にサポートしています。

アセクシャルやアロマンティックの方も、安心して自分らしい人生設計を相談できる場所がここにあります。
 

社会での生きづらさとサポートの必要性

 

周囲に理解されにくいことからの孤独感

 
「恋愛していないの?」「いつ結婚するの?」という何気ない言葉に傷つく人もいます。

アセクシャルやアロマンティックの人にとって、こうした日常の一言がプレッシャーになりやすいのです。
 

結婚相談所のように安心できる居場所の存在価値

 
だからこそ、安心して話せる居場所が必要です。

KMAのように、性の多様性に理解のある婚活サポートが存在することは、本人にとって大きな救いになるでしょう。
 

海外での認知と日本での現状

 

海外では「A(Asexual)」がLGBTQIA+の一つとして広く認知

 
海外では、アセクシャルがLGBTQ+の一員として広く認知され、プライドパレードなどでも「A」の旗が掲げられています。

一方、日本では情報がまだまだ少なく、「自分と同じ人がいる」と知る機会が限られています。
 

日本はまだ途上だが、相談所や協会を通じて少しずつ広がる

 
しかし、少しずつ状況は変わり始めています。

LGBTサポート協会の活動や、KMAのような結婚相談所の取り組みによって、多様な家族のあり方が認知されてきています。
 

まとめ:アセクシャルを理解するための第一歩

 

「分からない」ことを認め、決めつけない姿勢

 
アセクシャルの人々を理解する上で大切なのは、「分からない」ことを恐れないことです。

無理にカテゴライズしたり、従来の価値観に当てはめるのではなく、「そういう人もいる」と受け止めること。
 

多様性を認める社会への一歩

 
婚活は必ずしも恋愛や性を前提にしなくてもいい。人と人が支え合う形こそが大切です。

KMAは「いろいろな家族のかたちを応援する結婚相談所」として、アセクシャルを含むLGBTQ+の方々に寄り添い続けています。
 

このブログを書いた人

 
埼玉県さいたま市のLGBTQ+結婚相談所KMA・株式会社KMA
認定婚活カウンセラー 清水小百里
 

メッセージ

 
LGBTQ+の方々が自分らしいパートナーを見つけることは、多様性を受け入れる社会にとって非常に重要です。

さいたま市のパートナーシップ宣誓制度のような取り組みは、セクシュアルマイノリティの方々に対する理解と支援を深める素晴らしいステップです。

株式会社KMAが日本LGBTサポート協会協会員として行う活動は、ジェンダーの平等と自由を目指すための大切な役割を担っています。

全ての人が差別や区別なく、自分らしく生きられる社会を目指して、私たちは支援を続けていきます。
 
カウンセラー清水小百里
 
 

資格

 
  • 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
  • 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
  • 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
  • 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
  • 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
 

所属連盟・協会

  • 株式会社IBJ
  • 株式会社BIU
  • 日本仲人連盟(NNR)
  • 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
  • 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
  • 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
  • SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
  • 一般社団法人日本LGBTサポート協会
 

出版・著書情報

 
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