2025/10/8
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愛感情がないけど結婚したい…アロマンティックな人の婚活方法と相談所活用術 |
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「気づけば30代半ば。恋愛にピンとこないまま、周りはどんどん結婚していく。 彼氏が欲しいと思ったこともあるけれど、“好き”になる感覚がわからない。 それでも、結婚はしたい――そんな気持ちを抱えていませんか?」 恋愛感情が湧きにくい人の中には、「アロマンティック」という傾向を持つ方がいます。 恋愛は苦手でも、人生を共にするパートナーは欲しい。 そんなあなたのために、恋愛感情に頼らない婚活の方法と、結婚相談所の活用術を実例とともにご紹介します。 自分らしい結婚の形を、ここから見つけてみませんか? ![]()
「気づけば34歳。周りは結婚して子育てを始めているのに、私はいまだに恋愛にピンとこない。彼氏が欲しいと思ったこともあるけれど、誰かを“好き”になる感覚がよくわからない。こんな私でも、結婚していいんだろうか?」 そんな悩みを抱えて、結婚相談所のカウンセリングに訪れた女性がいました。 彼女は大学時代、「嫌いじゃなかったから」という理由で男性と付き合ったものの、自然消滅。社会人になってからも半年ほど交際した先輩と、やはり自然に関係が終わってしまったそうです。どちらの相手とも身体的な関係はあったものの、心は動かなかったと語っていました。 当時はそれほど気にしていなかったそうです。いつか好きな人ができて、自然に結婚するものだと思っていたとのこと。けれど、気づけば10年間彼氏がいないまま。特に趣味があるわけでもなく、休日は愛猫とゴロゴロ過ごす日々。 「多分私は、恋愛体質じゃないんだな」と、最近になって強く感じるようになったそうです。
この記事では、恋愛感情が薄い方が抱えるリアルな悩みと、アロマンティックという概念、そして「恋愛しなくても結婚できる」婚活の方法について、具体的にお伝えしていきます。 性の多様性について基礎から学びたい方は、「LGBTQとジェンダーの違いとは?やさしく解説する性の多様性入門」も参考になります。 アロマンティックやアセクシャルを含む多様な性のあり方を、やさしく整理しています。
アロマンティックという言葉に初めて触れる方は、「アセクシャルとの違いがわからない」と感じるかもしれません。 実はこの2つは似て非なる概念で、それぞれの定義や違いについては、こちらの記事「アセクシャルとは?定義・意味・アロマンティックとの違いを解説」で詳しく紹介しています。
「誰かを好きになるって、どういうことなんだろう?」 「周りが恋愛で盛り上がっているのを見ても、正直ピンとこない」 そんな感覚を抱いたことはありませんか? 恋愛に興味が持てない、恋愛感情が湧かない――それは単なる「恋愛下手」や「奥手」ではなく、もっと深い気質や傾向かもしれません。
近年、少しずつ認知され始めている言葉に「アロマンティック」があります。 これは、恋愛感情をほとんど抱かない、あるいは感じにくい人を指す概念です。
こうした特徴に心当たりがある方は、もしかするとアロマンティックの傾向があるかもしれません。
ここで誤解してほしくないのは、「恋愛感情がない=愛情がない」というわけではないということ。 実際、相談に来られた34歳女性も、猫は愛おしいし、姪っ子も可愛くて仕方ないそうで、「猫にも甥っ子にも嫌がられるほどキスをしている」と言っていました。 アロマンティックな人は、家族やペット、友人などに深い愛情を持つことができます。 ただ、その愛情が「恋愛」という形では表れにくいだけなのです。
恋愛感情が湧かないことに悩み、「私はおかしいのかも」と自分を責めてしまう方もいます。 でも、感情には多様性があり、恋愛感情が強い人もいれば、そうでない人もいるのが自然です。 アロマンティックという概念を知ることで、「自分は変じゃない」と安心できる方も多くいます。 そしてその理解が、婚活や人間関係を前向きに進める第一歩になるのです。
「彼氏がいたことはある。でも、心から“好き”だったかと言われると、正直わからない」 そんな声は、実は珍しいものではありません。 恋愛経験がある=恋愛感情を抱いた、とは限らないのです。 「嫌いじゃなかったから」「周囲に勧められたから」「なんとなく流れで」――そんな理由で始まった交際が、自然消滅してしまうことはよくあります。
恋愛体質の人は、別れた後も「次こそは素敵な恋を!」と前向きに動ける傾向があります。 一方で、恋愛感情が薄い人は、そもそも「恋愛したい」という欲求自体が強くありません。 そのため、交際が終わっても「まあ、仕方ないか」と自然に距離を置き、次の恋に進むことなく時間が過ぎてしまうことも。 気づけば10年近く恋愛をしていない――そんな状況に陥る方も少なくないのです。
「どうして私は誰かを好きになれないんだろう?」 「周りは恋愛で一喜一憂しているのに、私はどこか冷めている気がする」 そんな違和感を抱えながらも、明確な理由がわからず、自分を責めてしまう方もいます。 でもそれは、あなたの感情が“欠けている”わけではなく、“違う形”で存在しているだけかもしれません。 アロマンティックという概念を知ることで、「好きになれない理由」が見えてくることもあるのです。
恋愛経験がゼロの人よりも、過去に交際したことがある人のほうが、「恋愛感情が湧かないこと」に気づきやすい傾向があります。 なぜなら、実際に付き合ってみたからこそ、「これが“好き”なのか?」と疑問を持つ瞬間があるからです。 その違和感は、あなたの感受性が鈍いのではなく、恋愛という感情の枠組みに当てはまらないだけ。 そしてそれは、婚活を進めるうえで大切な“自己理解”のヒントにもなります。
「恋愛感情が湧かない私は、結婚に向いていないのかもしれない」 そんなふうに思ってしまう方は少なくありません。 でも、それは誤解です。恋愛と結婚は、似ているようでまったく違うもの。恋愛感情が薄くても、結婚を望む気持ちはまったく自然で、むしろ多くの人が同じような悩みを抱えています。
結婚に何を求めるかは、人によって大きく異なります。 恋愛体質の人は「ドキドキ」や「情熱的な愛」を重視するかもしれません。 でも、恋愛感情が薄い人にとっては、以下のような価値観が結婚の動機になることが多いです。
これらはすべて、立派な結婚理由です。恋愛感情がなくても、人生を共にする相手を求める気持ちは、誰にでもある自然な感情です。
恋愛は、始まりのきっかけになることが多いですが、結婚生活を長く続けるために必要なのは「信頼」「尊重」「協力」です。 実際、恋愛感情は時間とともに落ち着いていくもの。 その後に残るのは、日常を共にする安心感や、互いを思いやる気持ちです。 恋愛感情が薄い人は、最初から「ときめき」よりも「安定」や「信頼」を重視する傾向があるため、結果的に長続きする関係を築きやすいとも言えます。
「恋愛ができない私は、どこか欠けているのかもしれない」 そんなふうに自分を責めてしまう方もいます。 でも、恋愛感情が湧かないことは、性格や価値観のひとつであり、欠陥ではありません。 むしろ、自分の感情の傾向を理解し、それに合った婚活方法を選ぶことが、幸せな結婚への近道になります。 恋愛感情がなくても、結婚したいという気持ちは、まったく間違っていないのです。
恋愛感情に頼らない婚活を望む方にとって、LGBTQ+に特化した結婚相談所の存在は心強い選択肢です。 実際に「信頼できるLGBTQ+結婚相談所の選び方完全ガイド」では、相談所選びのポイントや注意点が具体的に紹介されています。
「恋愛感情が薄い私に、婚活なんてできるのだろうか?」 そんな不安を抱える方は少なくありません。 マッチングアプリや街コンなど、恋愛を前提とした出会いの場では、「ときめき」や「恋愛の駆け引き」が求められることが多く、アロマンティックな人にとっては居心地が悪く感じることもあります。 「好きになれないのに、どうやって関係を進めればいいの?」 「恋愛感情がないことを相手にどう説明すればいいの?」 そんな悩みが、婚活の一歩を踏み出すことをためらわせてしまうのです。
その点、結婚相談所は「結婚したい」という目的が明確な人が集まる場所です。 恋愛感情の有無よりも、以下のような価値観やライフスタイルを重視して相手を探すことができます。
つまり、「恋愛から始める」ではなく、「結婚を前提にした関係づくり」ができるのが、結婚相談所の大きな特徴です。
アロマンティックな人は、「恋愛の進め方がわからない」「気持ちをどう伝えればいいかわからない」といった不安を抱えがちです。 そんなとき、婚活カウンセラーが間に入ってくれることで、コミュニケーションのサポートや気持ちの整理がしやすくなります。
実際に、「恋愛が得意じゃないからこそ、相談所の仕組みが合っていた」という声は多く、恋愛感情に頼らない婚活スタイルが、アロマンティックな人にとって心地よい選択肢になるのです。
結婚相談所では、恋愛感情が湧かないことを否定されることはありません。 むしろ、「信頼」「協力」「生活の安定」といった結婚の本質に目を向けた出会いができるため、自分らしい婚活が可能になります。 「恋愛できないから結婚できない」と思い込んでいた方が、相談所での活動を通じて「私にも結婚できるんだ」と実感するケースは少なくありません。
恋愛感情が湧かないことに悩むのは、あなただけではありません。 さまざまなセクシュアリティの方が、自分らしい婚活を模索しています。 たとえば「LGBTQ+の婚活って実際どうなの?リアルな現状と成功のヒント」では、実際の体験談や成功事例が紹介されています。
恋愛感情が湧かないことに悩み、「私は人として欠けているのでは?」と不安になる方は少なくありません。 でも、それは決して異常でも、劣っているわけでもありません。 人の感情には多様性があり、恋愛感情が強い人もいれば、そうでない人もいる。それは、性格や価値観の違いにすぎません。 あなたが「恋愛には興味がないけれど、結婚はしたい」と思うなら――その気持ちは、まったく自然で、尊重されるべきものです。
世の中には、「恋愛してから結婚するのが当たり前」という空気があります。 でも実際には、恋愛を経ずに結婚する人もたくさんいます。 信頼、安心感、生活の協力――そうした要素を大切にする結婚も、立派なパートナーシップの形です。 恋愛感情がなくても、結婚生活を築くことは十分に可能ですし、むしろ安定した関係を築きやすいという側面もあります。
「恋愛できないから、婚活しても意味がない」 「好きになれないのに、誰かと結婚なんてできるの?」 そんな思い込みが、あなたの可能性を狭めてしまっているかもしれません。 でも、結婚の形はひとつではありません。 恋愛感情がなくても、価値観や人生観を共有できる相手と出会い、信頼関係を築いていくことは十分にできます。
悩んでいるだけでは、答えは出ません。 「恋愛感情がないけれど、結婚したい」という気持ちがあるなら、それは婚活を始める立派な理由です。 まずは、自分の気持ちを整理することから。 そして、恋愛感情に頼らない婚活スタイルを選ぶことで、あなたらしい結婚の形が見えてくるはずです。
もし今、ひとりで悩んでいるなら――。 株式会社KMAの婚活カウンセラー「おせっかいオバチャン」に相談してみませんか? 恋愛感情がなくても、あなたの人生に寄り添い、結婚という選択肢を一緒に考えてくれる存在です。 あなたの気持ちは、誰かに理解されていい。 そして、あなたらしい幸せの形を見つけることは、きっとできるのです。
埼玉県さいたま市のLGBTQ+結婚相談所KMA・株式会社KMA 認定婚活カウンセラー 清水小百里
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